皆さんこんばんは。ささくれでございます。
現在、とあるゲームをやろうか悩んでおります。
それは新作の基本無料ゲームなのですが、無料だからこそお金が余計にかかったり、時間を取られるような気がして始めるのに慎重になるんですよね……
そういうのありません?
……どうすっかなぁ『Warlander』。
そんなことよりも、今回は『Pilgrims(ピルグリム)』というゲームをクリアしたのでその感想になります!
前回記事にした『Machinarium(マシナリウム)』の制作陣が2019年に作ったゲームだそうです。
Apple Arcade/PC/NintendoSwitchで配信中。Apple Arcade……?(無知)
相変わらず私好みのデザインしてます!
ゲーム内容は確認せず、見た目だけでカートに突っ込みました。セールで175円と格安だったからというのもありますが。
短時間で終わるゲームらしいですが、このくらいの値段なら私のガチガチの財布の紐もユルくなるというもの。
『ピルグリム』ってどんなゲームかというとー
基本のプレイ画面はこんな感じ。
下にあるカードを、舞台となる背景に使う(ドラッグ&ドロップする)ことでアクションを起こします。
「主人公的なおっちゃん」のカードを使うと背景に髭のおじさんが現れました。
カードには「人物カード」と「アイテムカード」があって、まず人物を選んでから、その人が使うアイテムを選ぶことになります。
出せる登場人物は一人だけ。
キャラによって”アイテムを使ったときの反応”が違ったり違わなかったりするのがこのゲームのポイントです!
こちらが全体マップ。
このマップの各スポットを巡って新しいキャラを仲間にし、アイテムを拾ったり使ったりしながら物語を最後まで進めることになります。
最終目的が船頭さんの友達のカワセミを探すこと。
…………別にネタバレとかじゃないですよ?
カワセミくんを見つけるまでの過程を楽しむのがこのゲームの本当の目的ですからね。
悪魔やクマ、王様、怪物、おばあちゃんなど個性豊かなキャラクター達の小さな物語(実績)をのんびり探して楽しみましょう。
クリア後の感想
オープニングはちょっとしたアニメーションから始まりました。
聖職者と悪魔、おばあちゃんやおじさん達が酒を飲みながら普通にカードで遊んでいる世界観が最高。
”会話”から察すると「もうスッカラカンだよ……」とか「負け分は〇〇で」的なことを言ってるっぽい。
会話は『マシナリウム』と同じように絵で表現されています。
これ好きです。
ボイスもあるのですが、『バンジョーとカズーイの大冒険』みたいな不思議言語?
とにかく絵本のような絵柄とそれに合わせた音楽、個性的なキャラクター達の動き、少し誇張が入ったボイスなど、全体の雰囲気がいいですね。
公式のトレーラーを見ると分かりやすいかも。
初プレイ時のエンディングまでの時間は50分。
前情報通りかなり短いです。
最後に実績を確認すると、16/45の物語を見ていました。
まだまだ残っていますね。
ちなみに全実績を解除してみたら3時間30分かかりました。
ゲームの骨組みだけを見たら二昔前の無料ゲームのようなゲーム性なのですが、肉付けされた部分がイイ!
物語も絵本のような絵柄だからといって”ほんわか”するだけの物ではなく、ギョッとしたりクスリと笑えたりと、ちゃんと”感情に触れる”部分があります。
12歳以上の年齢制限は伊達じゃないね。
短めなボリュームも考えると、セール時ならおススメできるかなー。
余談ですが
実績に関して最後に少しお節介をば。
全実績を解除しようと思ったならヒントを見た方がいいです。
未解除のカードを押すと薄っすらと絵柄が見えるのでそれで予測できます。
というのも、物語や雰囲気を楽しめている内はいいのですが、自力で実績を埋めようと何周もしてるとハッキリ言って飽きます。
私の場合、最後の方は「物語という名の実績をただ埋めるゲーム」になってました。少し寂しい言い方ですが。
ただのお節介です。自分なりのゲームの楽しみ方でいきましょう!
それではまた。