皆さんこんばんは。ささくれでございます。
皆さんは『Star Fetchers』というゲームはご存じですか?
うだつが上がらない生活を送る「Sanyati」が
半ば強引にギャングへ加入させられ、相棒の「Zambezi」と共にギャングが蔓延る「グレイゾーン」で悪党の頂点を目指す物語。
2020年にデモ版がリリースされ、かなりの高評価を受けていたにもかかわらず未だに1話も完成しておらず、3年も音沙汰が無かったゲーム。
そんなゲームが最近になって動きを見せたらしい。どういうことかというと…
2020年1月 : デモ版リリース
2021年7月 : デモ版に大型アップデート(日本語も追加)
2021年9月 : エピソード1のトレイラー発表
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3年間の沈黙(Steam以外のコミュニティーで活動していたらしい?)
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2024年4月 : 番外編DLC『Escape from Pork Belly』発表
2024年8月 : 番外編の発売日が決定(9月9日)
今年になってゲーム性の違う番外編が本編よりも先にリリースされるとのこと。
こんなことってあるんですねえ。
ちなみに私がこのゲームを知ったのが去年で、今やってみたらメチャクチャ良かった!
なのでこれを機に布教したいと思います。
番外編が売れたら本編の開発が早くなるかもしれない……
そもそも『Star Fetchers』ってどんなゲーム?
本音を言うと、1時間くらいで終わるのでデモ版を実際にやってみて欲しい。
が、時間の無い人の為に。
『Star Fetchers』は剣を使ったアクション死にゲー。
他の人が言うには『ホットラインマイアミ』に似ているらしい。
個人的には『My Friend Pedro』と『Anger Foot』合わせたようなイメージです。
キャラは常に一撃で死ぬ。
マウスを動かして剣を操作するのが特徴的。
操作自体はクセがあるが慣れるとかなり快適。というか気持ちいい。
キャラスピードが一気にMAXまで加速するので、壁蹴りやただのジャンプでも”グイングイン”と飛ぶように動けるのがすごく気持ちがいい。
空中での制御も機敏に動かせます。
センスある演出と魅力的なキャラクター
実はこのゲームの良い所はゲーム性だけではなく、雰囲気や演出、キャラクターも魅力の一つ。
アニメーションが特に凄いわけではないのだが、世界観やゲームの雰囲気に合わせて上手く使っていて、プレイヤーを飽きさせず物語を面白くしていたと思います。
キャラも非常に魅力的。
シリアスなシーンからブラックコメディへ流れるように突入。
定番だがこういう緩急の付け方も上手い。こういうとき大抵スルーされる被害者たち……
世界観と街の住人達
こういうディストピアな世界観といえば、個性的な住人たちの話は欠かせないですね。
ウンコみたいな街に暮らしていて悲壮感は見えるけど、どこかポジティブでイカれた人々が好き。
いつも「タフな精神してるなー」って思いながら見てます。
好きなシーン
このシーンが主人公たち2人の関係性が見えてきて個人的にすごい好き。
ゲーム的にはZambeziを使ってボスを倒しましょうってステージなんですが、それと同時に彼女たちがどういうキャラなのか見せてるんですね。
Sanyati良いキャラしてんなー。
番外編『Escape from Pork Belly』
2024年9月9日リリース予定のDLC。
ゲーム性がまるっきり変わって『パンチアウト』になってました。時系列的にはエピソード1の前日譚らしく、独立したストーリーになっているようなのでやってもやらなくても問題はなさそう。
最初は買うつもりはなかったのですが、トレーラー動画を見たらめっちゃ面白そう。やっぱ上手いわ。
と思ったら日本語非対応だった……('_')
最後に
デモ版自体は、3年前のアップデートのままで粗削りな所も多いです。それでも惹かれる部分が多くて、それが評価にも繋がってるのが見て取れました。
今どれくらい改善されているのか気になりますなー。一応、大雑把な状況報告は公式サイト(リンク)で見ることが出来ます。自社の独自エンジンを使っているみたいで、それを作り直してたらそりゃ時間もかかりますよね。
マイペースに開発をしているイメージでしたが、インディーゲームの開発にも色々と苦悩が多いらしく、今回のDLCの開発が良い気分転換になったとのこと。
心機一転頑張って欲しいですね。
完結するまでいったい何年かかるんだろう?
私は何年でも影からひっそりと見守っていきますよ!
それではまた。