皆さんこんばんは。ささくれでございます。
先月の話、いつものようにゲームメディア巡りをして最新のゲーム情報をチェックしていたらこんな記事を見かけました。(2つとも内容は同じ)
記事の内容は、ヨーロッパでインディーゲーム開発者向けのイベントが開催されたこと。そして著名な講演者100名を対象に、業界に関するスピーカー調査が行われたことが書かれていました。
その中で特に気になったのがこの1文。
この調査で注目すべき点は、今後12~24カ月以内にAIが人間の翻訳/ローカライゼーションに取って代わる可能性があるという予測でした。
「へ~~~~」ってなりました。
信憑性はともかく、本当にそうなったら私にとっては嬉しい話。
というのも私は”公式翻訳を待つ勢”の一人。受動的な人間です。
海外製のゲームでは日本語に対応していない物が多くあり、どうしてもプレイしたい場合は翻訳ツール(PCOTなど)を使ったり、有志による翻訳MODを使うなどしてプレイヤー側で対応するしかないのが現状。
この構造自体はゲーマーの情熱を感じるので私は好きです。美しくすら感じる。
でもぶっちゃけ自分でやるのは面倒なんですよね……それに日本語に対応してるタイトルだけでも山ほどゲームがあるので、そっちをやって待てばいいやと思っていつも後回し。
今回は、そんな私のSteamのウィッシュリストにあった、”面白そうだけど日本語に対応してないから後回しにしていたタイトル”を挙げていきたいと思います。
あわよくばウィッシュリストに入れる人が増えることで公式翻訳の可能性が1%でも上がってくれればという思惑も。ウィッシュリストの登録数ってかなり重要らしいですよ?
追加予定のある作品
既に日本語追加予定の作品。
だけどいつになるのだろう……?早く来てくれー!
Felvidek
中世を舞台にした酔っ払い騎士が活躍するRPG。
こういう変なゲームをたまにやりたくなる。
次のアップデートで日本語追加予定。
Pixel Art Academy: Learn Mode
ピクセルアートを遊びながら学べるゲーム。
ドット絵を書くならAsepriteのような有名ソフトウェアがSteamにもありますが、このゲームは基礎を学ぶことが目的。
今の値段より安くなることはないらしいので、興味のある方は早期アクセス中にセールで買っておくのがおススメ。私も買いました。
開発者によると日本語化の予定はあるとのこと。
まだ追加の可能性がある作品
早期アクセス中などの理由で、開発者もどうなるかまだ分かっていないような作品。
今回一番重要なのがこのカテゴリ!
The Coffin of Andy and Leyley
カニバリズム(人食い)という非常にセンシティブな内容を扱ったアドベンチャーゲーム。
一応、他言語への公式翻訳については”おそらくある”と明言されている。公式が翻訳ツールを配布しているので有志による翻訳が豊富。日本語もあり。
Death Must Die
有名なローグライト弾幕シューティング。いわゆるヴァンサバライクの派生的作品。
開発の進行が遅れている上に、ローカライズの優先度も低いため公式翻訳がくるのかも不明。
Pony Island
『INSCRYPTION』の開発が2016年にリリースしたゲーム。今年7月に中国語が追加。
続編もリリース予定なのでまだ可能性はある。おそらく有志による協力が必要。
REKA
つい最近、早期アクセスが開始された「建てた家に足が生えて歩く」ゲーム。
開発者曰く「追加の予定はないが、日本語に需要があるなら可能性はある」。
可能性がほとんど無い作品
書く意味あるのかとも思いましたが念のため。
可能性が限りなく0%に近いので遊ぶなら有志翻訳に頼るしかないかも。
Duck Detective: The Secret Salami
アヒルが活躍するカジュアルな探偵ゲーム。
評価が高くてやりたいが、言語パズル部分の翻訳が難しいため公式翻訳の予定はないとのこと。
Fear & Hunger 2: Termina
エログロありなホラーJRPG。
コアなファンがいる作品だが、前作『Fear & Hunger』を含め公式翻訳の気配が全くない。
公式翻訳を待つ勢の未来は明るい
興味が湧いたらウィッシュリストに入れる。これが大切ですね!
それだけで公式翻訳の可能性が上がったり、実装までの期間が短くなるので。
冒頭の記事にあるようにAIによる翻訳が広まれば、こうして待つ必要もなくなるのでぜひ実現して欲しいものです。
実際にこういうゲームに特化したAIによる翻訳サービスもあるようなので、あながちありえなくもないんですよね。
”公式翻訳を待つ勢”が待たなくても良くなる未来がくるかも?
いや、ローカライズってゲーム開発では優先順位が下の方らしいし……どうなんだろ?
まあGoogle翻訳頼みよりは良いよね!未来は明るい!(微光)
それではまた。