地味痛日記

自力攻略を目指すおじさんのゲーム雑記ブログ。最近はインディーゲームの感想が多め

【NEEDY GIRL OVERDOSE】インターネットエンジェルで† 昇 天 † 感想

皆さんこんばんは。ささくれでございます。

今回はNEEDY GIRL OVERDOSEというゲームを遊んだ感想になります。

 

何故このゲームを選んだかという話なんですけど、

 

先月配信されたINDIE Live Expo 2024をボーっと見ていたら、ゆんゆん電波シンドロームウルトラマッシュルームというやたら存在感のあるゲームが発表されていたんですよ。

ちょっと気になって開発元を辿ったら、NEEDY GIRL OVERDOSEの制作に携わった2社じゃないですか!

そこから「ネット文化・電波系ゲーム」と「お薬トリップ系ゲーム」に派生したと考えると面白いですよね。続編でもなんでもないし、あくまで想像ですが。

 

だからなんだって話なんですけど、新しくゲームを始めるときって何か”きっかけ”があると有難かったりするんですよ。

特に普段やらないようなジャンルだとなおさら。

 

そんなわけで、評判が良くて前から気にはなっていたが後回しにしていたこの作品を遊んでみることにしたのです。

『NEEDY GIRL OVERDOSE』ってどんなゲーム?

ジャンルはマルチエンドの「ストリーマー(インターネットエンジェル)育成ADV」

主人公「あめちゃん」の行動やパラメーターを管理し、

インターネットエンジェル「超絶最かわてんしちゃん」として有名にするのが目的。

プレイヤーは、あめちゃんの同棲相手の「ピ」として日々の行動から配信内容にいたるまで全て指示していきます。(ピってなんだよ……)

 

 

このゲームの売りは、顔だけがいい女の子がメチャクチャなことをする点です。

ストレスが溜まればリストカット

元気になるお薬も出てきます。

ちなみにタイトルのOVERDOSEとは、過剰摂取という意味。

悲しいなあ……

悲しいなあ……!

あめちゃんはネット文化にも詳しい。

 

お薬やなかよし(隠語)など、刺激の強い表現が多い美少女ゲームです。

メンヘラで薬も飲むし、ネット文化にも詳しいし、出会い系にも行くし、性格も悪いけど顔がいいから問題ないよね!

そんなゲームです。

マルチエンディング

このゲーム、見えてるだけで24個のエンディングがあるマルチエンディングのゲームとなっています。

実はクリアするだけなら簡単で、そこからそれぞれのエンディングを目指すのが中々に大変。

でもエンディング自体はぶっ飛んでいて面白いんですよね。

なかよし(隠語)のヤリすぎエンド(ゲームオーバー)

お薬ヤリすぎ顔出しエンド

ヤリ捨てられエンド

理解不能なエンディングも多々あって、最初の内はエンディングが毎回違って楽しいです。

 

最初の内はね。

画像下にあるのがエンディングリストなんですけど、私は半分も埋められませんでした。

ゲームクリアの条件はシンプルなんですが、その割にエンディングが多くてフラグの把握が難しい……これ自力でコンプしようとするのは修羅の道ですよ!

 

最終的にまぁいいか……の精神に至りました(´▽`)

過程の作業感

こういうマルチエンディングのゲームで、プレイヤーがまず目指すのは色んなエンディングを見ることですよね。

ただ何時間もプレイしていると、何回も見たやり取りをまた見ることになって作業感が強くなっていきます。エンディングの条件を探している時間は、もはや虚無状態。

 

このゲームの企画・シナリオを担当されたにゃるら氏の記事を拝見しましたが、「操作性や綺麗なストーリー以外の面白さ」という部分は私も感じることが出来ました。

画像をクリックするとMVが実際に再生されるなど、細かいギミックやネタがたくさんあるのも驚いたし楽しかった。こういうのがあると嬉しくなる。

 

ただそういった個性に中々たどり着けないのはストレスかなと。

ビジュアルノベルだったら既読スキップして選択肢を選び直せばいいけど、このゲームだとそうはいかないですし。(攻略情報を見ればいいのはそうなんだが……)

 

ゲーム内にでっかくほぼ答えみたいなエンディング条件のヒントでもあると嬉しかったかも。このゲームならそのくらい極端でも受け入れやすそう。

感想

プレイ時間は10時間

 

サブカルチャーを中心としたネタや面白いエンディングの豊富な作品でした。

 

お薬やリストカット、メンヘラ女子のようなアングラなネタから、アニメやゲームのようなオタク文化、配信者やオカルトなどのネット文化など、幅広く雑多で刺激的な話題インパクトのあるエンディングを手軽に摂取できます。

 

配信やSNSなどでよく見る”やっかいな人”の表現も出てきますが、思ったよりも軽い気持ちで見ることが出来ました。

あれって画面の向こうに書き込んでる人が実在しているという事実がショックなんですよ……

 

 

私はエンディングコンプは出来ませんでしたが、別にそれでも問題ない感じのストーリーなので満足度自体は高かったです。

†昇天†

それではまた。