地味痛日記

自力攻略を目指すおじさんのゲーム雑記ブログ。最近はインディーゲームの感想が多め

【アイギス THE FIRST MISSION】移植版が配信開始!この値段はいったい… 感想

皆さんこんばんは。ささくれでございます。

つい昨日(2024年6月6日)の話なのですが、Steam・Switchでペルソナ3 アイギス THE FIRST MISSION』というゲームが配信開始されました。

このゲームは17年前にガラケー向けに発売されたアプリの移植版。

ペルソナ3』の「アイギス」の過去を描く外伝的作品となっています。

 

私も昔プレイしたこともあって、すごい懐かしい気持ちになったので衝動買いしてしまいました。今回はその感想になります。

ちなみに内容はほとんど覚えてなかったです。

ストーリー・キャラクター

あらすじ

訓練の為、屋久島の桐条エルゴノミクス研究所にやってきたアイギス

しかし、演習用シャドウの異常により、付近に多数のシャドウが発生する事件が発生していまう。

この事件を解決するため、アイギスは島を探索しながらシャドウを殲滅していくことに。

事件解決を目指す傍ら、研究主任である「君嶋」は、自らの手でアイギスを人間に近づけたい一心でとある行動に出る……

 

キーキャラクター

君嶋 夕 (きみじま ゆう)

アイギスの開発主任。引継ぎではあるがアイギスの生みの親といえる。

 

相沢 総太 (あいざわ そうた)

アイギスの訓練教官。「あります」口調を覚えさせた張本人。

 

その他のキャラクター

狭山 京香 (さやま きょうか)

アイギスの整備担当

 

岳羽 詠一郎 (たけば えいいちろう)

ゆかりの父・シャドウ研究者

 

泊 隆志 (とまり たかし)

浪人生・観光客

 

ガラケーでは分からなかった操作性

このゲームのジャンルはアクションRPG。移植にあたってコントローラーで操作が出来るようになっています。

ジャンプや通常攻撃の他に、ペルソナ(パラディオン)も召喚できます。召喚時の姿勢を再現してるのは細かいですね。

複数の装備を切り替えながらの戦闘が可能。

そして2段ジャンプも出来ます。

 

ここで驚いたのが操作時の手触りの良さです。

ジャンプ中に攻撃をするとジャンプモーションをキャンセルして攻撃してくれるし、空中での動きも制御できるしで、ちゃんとアクションゲームになってました。

 

移植で多少の調整はされてると思いますが、この操作性の良さは元からっぽいです。

そもそもガラケーだと操作が難しすぎる……装備の切り替えとか2段ジャンプとか、携帯電話でやるアクションにしては操作が忙しいゲームなんですよね。

 

レトロゲームだから問題ないよね!

スマホが普及する以前のガラケー全盛期に発売された本作。解像度の低さをみてもレトロゲーと言っていいでしょう!

そして現代では忌避されるような要素があっても、最初から覚悟が出来ていれば苦にならなかったりもします。

画面が小さかった名残り

マップは大きくないですが、探索が面倒に感じる人はいるかもしれません。

カメラがキャラに寄り気味なので全体が把握し辛いんですよね。

レベル補正マシマシ

ペルソナらしいと言えばらしいのですが、レベル補正がヤバかったです。

レベルが低いとダメージが0になるなんて……もしイベント戦でこうなったらセーブからやり直しなので注意が必要です。

まあレベル自体は1,2分ですぐ上がるので…

オートセーブに対応しておりません

これは私のミスなんですけど、オートセーブに慣れてるせいでセーブをするのを忘れて2時間の巻き戻しをくらいました。

軽く絶望したので皆さんは気を付けてください!

 

感想

私はやり直しの時間があったのでプレイ時間は7時間弱

順調にクリアすると4時間程だと思います。

 

悔しいけど結構楽しかった……(´▽`)

 

なぜ悔しいのかというと、プレイ中もずっと値段にモヤモヤしてたからです。

だって大昔に525円で売ってたものが、3倍以上の値段になってるんですよ!?

 

そのお金でBalatro』(1,700円)とかNEEDY GIRL OVERDOSE』(1,680円)とか買った方が良くない?ってなるでしょ普通!

少し手が加わってて、SteamやSwitchへの登録料があるのは分かりますけど…

「G-MODEアーカイブス+」の他のアトラスゲームを見ると一律1,800円なのでそういうことなんでしょう。

G-MODEアーカイブ女神転生外伝 新約ラストバイブル Steam価格推移

大体半年くらいで20~40%OFFのセールになるっぽいので、それを待つのも大いにアリだと思います。

 

音楽はクレジットを見る限り目黒将司氏ではないですが個人的には好き。

思い入れもあって満足感はありましたけど、値段のことがずっと魚の小骨のように引っかかってる……買って後悔はしてないけど複雑な気分。なんだかなあ。

 

ネタバレありストーリー感想

ネタバレ注意!
ここからはエンディングのネタバレありありの感想になります。ご注意ください。

 

シャドウの事件と並行して「君嶋」に関するストーリーが進行していきます。彼女にはアイギスを人間にするという目的があります。

しかし、この訓練が終わったらアイギスが自分の手から離れてしまうと焦り……

観光客の一人をシャドウにしてアイギスの心を揺さぶることにしました。

……

どういうこと!?!?

 

いやほんとにどういうことなんですかね……

一応、焦りでちゃんとした判断ができていないとフォローがあるんですけど、やってることが極悪すぎるんだ。

 

苦悩の末にアイギスはシャドウを倒し、犠牲になった人を助ける。そして君嶋は、別のシャドウに襲われたアイギスを庇い亡くなる。

その後、シャドウの殲滅も完了し、アイギスは君嶋に関する記憶を消されることに。(エンディング)

 

方法はともかく、君嶋の感情はなんとなく理解はできなくもない……?展開については深く考えない方がいいね。

 

ペルソナ3に繋がる最後の会話は良かったですね。

 

君嶋の件で後味は悪いですが、記憶を消去することで本編への後腐れもなく、ラストがとんでもない展開でも楽しめました。

そういえば、記憶は消しても「あります」口調は残ってるんですよね……

 

ハーイ!

このモデル、犬みたいでかわいいかもしれない。

 

それではまた。

 

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