地味痛日記

自力攻略を目指すおじさんのゲーム雑記ブログ。最近はインディーゲームの感想が多め

【ペルソナ3R】後日談が発売決定!ついでに本編クリア後感想【ネタバレあり】

皆さんこんばんは。ささくれでございます。

 

情報きましたね!ついにペルソナ3リロード(以下P3R)に後日談『EPISODE AEGIS』が追加・発売されるそうです。

後日談の扱いがどうなるかは微妙な所だったので、この発表には正直驚きました。

でもうれしい。今までPS2でしかプレイする方法がありませんでしたからね。

 

『EPISODE AEGIS』は9月に発売予定とのこと。

 

最初、”エキ…エクスパンションパス…?なんのこったよ”ってなりました。プレイするにはP3R本体が必要らしいのでDLCみたいなものなんでしょう。

さて、最近話題の尽きないアトラスの『P3R』ですが、先日ようやくクリアできました!

今回はその感想……なんですが、ちょっと趣向を変えて、リメイク内のペルソナ3フェス』『ペルソナ3ポータブル』『ペルソナ5』要素に焦点を当ててみようかと思います。

主にキャラクターの掘り下げ、そしてシステム面についてですね。

 

注意!
本記事には、エンディング等、ストーリーのネタバレが含まれます。

 

ちなみに私のペルソナ歴は

ですが、5以外は15年以上前にプレイしたきりなので記憶がフワッっと曖昧。

 

アイギス(永劫コミュ)

重要人物(ロボット)であるアイギスのコミュは、確かペルソナ3フェス』で追加されたんですよね。

後日談だけじゃなく、エンディングにも関わる大切な要素です。

徐々に人間らしさを獲得していくアイギス

ペルソナ5にもあった追加要素「メール」も、ただ便利なだけじゃなく、キャラの新たな一面を見るのに役立っていて非常に良かったですね。

 

ただ一つ気になる点が一つ。

パピヨンハート」を露出する場面なんですけど、フェスだと実際にそういう描写ありませんでしたっけ?

結構楽しみにしてたんですが、このまま暗転終了なんですよね……楽しみにしてたんですが!!

サイドエピソード

キャラ別に新たに追加された「リンクエピソード」の一覧。

クリックで表示
日付 キャラ 備考
05/12 伊織 順平 力+3(順平)
05/29 真田 明彦 HP+5(主人公)
07/24 真田 明彦 魅力+1 高級南国フルーツ、御用達甘味セット、生絞りジュース
08/09 伊織 順平 魅力+1
08/22 コロマル 魅力+1
09/04 コロマル  
09/04 荒垣 真次郎 勇気+1
09/09 コロマル 速+3(コロマル)
09/09 天田 乾 学力+1
09/11 荒垣 真次郎 魅力+1
09/13 荒垣 真次郎 学力+1
09/14 荒垣 真次郎 勇気+1 新規1枚絵?あり
09/15 コロマル 勇気+1
09/15 天田 乾 勇気+1
10/09 真田 明彦 魅力+1
10/28 荒垣 真次郎 荒垣の部屋 『ヘルズエンジェル』合体解禁
11/07 伊織 順平 学力+1 後日、白い花を買っていく必要あり(チドリ生存ルート)
11/10 天田 乾 魅力+1
11/12 望月 綾時 装備中ペルソナのすべての能力+1
11/18 望月 綾時 修学旅行中 次の日、装備中ペルソナのすべての能力+1
12/01 望月 綾時 装備中ペルソナのすべての能力+1
12/19 伊織 順平 勇気+1
12/22 天田 乾 SP+3(主人公)
01/04 真田 明彦 『ホルス』合体解禁
01/05 コロマル 『ビャッコ』合体解禁
01/15 伊織 順平 スルト』合体解禁
01/19 天田 乾 『ミカエル』合体解禁

 

男性陣のみなんですよね。

これってペルソナ3ポータブル』の女性主人公で見れるコミュかな?内容まで一緒なのかは覚えてないので分からないですが。

それ以外にも試験前の勉強会や

活動部メンバーとの個別イベントなどが多数追加されていました。

序盤から仲間との触れ合いがかなり増えてます。今思えばオリジナル版はこの辺の描写が少なかったですね。

システム(主に戦闘面)

UIや操作性の改善、コミュ関連の調整で全体的にプレイしやすくはなってました。そんな中、戦闘面で少し気になるところが。

なお今回は最高難度「LUNATIC」でプレイ。

アナライズ最高!

まず、風花のアナライズはやっぱりイイ!

弱点を探す作業って”なんかダルいな”と思ってたんですよ。制限はあっても私はこっちの方が好きです。

 

そして問題は敵の耐性

強敵相手は戦闘がやや大味

ペルソナ5の「アシスト」や「バトンタッチ(シフト)」が追加され、戦闘時の利便性が増したのは確かですが、それは弱点のある敵相手の話。

 

弱点のない強敵の場合、状態異常を狙うように促されるのですが、結局は”物理でクリティカルを狙うか必殺技「テウルギア」をブッパするのが手っ取り早い”ってなりました。

ていうか最高難度でもそれでイケちゃうんですよ。あえて狙ったのは毒くらい。

ボスはギミックがあるのでいいですが、それ以外の強敵となるとやや大味な印象でした。

 

状態異常の耐性もアナライズさせてくれません?

たまに風花がボイスでナビしてくれることはありましたが…

テウルギア自体は良かったと思います。キャラごとにゲージ増加の条件が違うので、敵によって色々パーティーを変えてみる気にもなりますし。

ただ演出スキップは欲しかったかもしれない。

ギスギス?暗い?実際は

P3Rが発表されるより以前、何回かオリジナル版の評判を見る機会があったのですが、「ギスギスしている」だとか「暗い」って言われていたんですよ。

私は充実した学生生活の印象が強かったのと、記憶が曖昧だったのもあって”そうだったっけ?”と疑問に思ったのを覚えています。

 

今回のリメイクでその辺を確認するつもりでプレイしてみたのですが、

がっつりギスギスしてました。

ゆかりの美鶴に対する疑念、そして順平の嫉妬が表面化したときですね。

ただ、この空気が悪い期間は7/7~7/18の11日間だけでしたが。

主人公たちが後からの加入組なのも理由の一つかもしれません。

特に序盤は加入組のタルタロスに挑む動機も弱く、先輩たちとの繋がりも希薄ですから。

まあ「ギスギス」という表現はどうかと思いますが、そういう印象を持たれるのも仕方ないかもしれませんね。

 

今回のリメイクでは、そういった空気感の緩和というかフォローがされていたと思います。

 

また、人の死にまつわる話が多いので暗い。というよりシリアスです。

メインストーリーとコミュ合わせて人が死んだ話が10を超えます。既プレイのはずの私もビックリですよ。

もともとペルソナ3の作品テーマが「死」「生」「夢」「青春」とのこと。人の死と残された人間の成長はテーマ通りではあります。

 

話の核が残された側の人間がどう乗り越えて成長するかなので、今も昔も私は暗い作品だとは思いませんでした。

実際楽しい話も多いですしね!

感想

控えめに言って最高でした。

ほとんど触れませんでしたが、CGアニメーションも意外とよくできていましたし

フルボイスの良さも確認できました。

ガラッと変えてきたオープニングも良かったですが、エンディングからの流れはオリジナル版とほぼ変わらず、「キミの記憶」もアレンジ控えめで安心しました。

ここだけで個人的には満足です。

 

昔よく遊んだタイトルのリメイク作品をプレイするのはこれが初めてだったので、非常にいい体験をさせてもらいました。

 

 

先日の『EPISODE AEGIS』の発表で、本当の意味でペルソナ3の決定版」になったと思います。

後日談の内容については、正直ほとんど覚えてないので言及しません。

ただ作品のテーマ的に、主人公の死を仲間たちがどう乗り越えるのかというのは、必須ではないにしろ必要な話だと思っています。

それに私は特に想像力が足りてない人間ですので…気になるじゃん!

news.xbox.com

ちなみに「Xbox Game Pass Ultimate」なら月額払えば無料で遊べるみたいです。

余談ですが~女性主人公はどうなる?~

あと残っているのは女性主人公ですが、難しいんじゃないかなー。

だってもうリンクエピソードで男性陣の掘り下げは済んでいる上、男女差の部分を全部変えたらボイスもとり直しですよね?あっても戦闘スキンくらいでは?

と思っていたらインタビューにて可能性が無いことが確定。

 

アイギス THE FIRST MISSION』(アイギス過去編)はさすがにマイナー過ぎる。

 

それではまた。

©ATLUS ©SEGA