皆さんこんばんは。ささくれでございます。
最近、長めの記事が続いたせいで胃もたれしてきました。
ここいらで読んだことすら忘れちゃうようなあっさりとした感想記事でも書こうかな。
忙しい時期にもピッタリだね!
というわけで今回は、『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと(What Remains of Edith Finch)』のクリア後の感想になります。
本作は2017年にリリースされた一人称視点の3Dアドベンチャーゲーム。
主人公は「フィンチ家」の最後の生き残りエディス。
風変わりな屋敷を舞台に、他の家族がどのように命を落としたのか、それぞれの視点で追体験していく。
どんなゲーム?
操作は”走る”や”しゃがみ”などは無く、簡単なキャラ操作とズーム、扉や鍵を開ける時のアクションのみ。
主人公の独白と字幕でストーリーが進んでいきます。
このゲームの最初の印象は、殺人鬼が出てくるサスペンスかと思いました。
曇り空のせいで屋敷の外観は不気味でしたし、各部屋の扉が塞がれていて、後付けの覗き穴が設置されていましたからね。
でも少し進めると、そういうゲームじゃないとすぐに分かりました。
主人公によるとこの扉は母親と祖母がやったとのこと。
死んだ家族の部屋を封印したらしいが、まあ気持ちは分からなくはない……かな?
まさに奇妙な屋敷ですね。
実はこの屋敷、主人公の祖父母の手作り。
壁の本を開くと、
取っ手が出てきて
秘密の通路が!いやーこういう家憧れるわー。
これで”扉が塞がれた部屋”に行けるように。
各部屋には部屋の持ち主の遺影と思い出の品々が。
主人公はその品々から家族の死んだ原因を知ることになります。
ここで重要なのは、
プレイヤーはその家族の視点で死の追体験をするということ。
その演出が個性的で楽しい。話は悲しいんだけどね。
赤ちゃん視点や
記録写真、
流れ作業をしながらの妄想、
パラパラ漫画など種類は様々。
主人公のイメージが反映されるのか現実的じゃないものも。
こうして家族の死を知るごとに”家系図”に記録し、完成を目指します。
感想
クリアまでのプレイ時間は約2時間。
楽しくて一気に最後まで遊んじゃいました。
このゲームは基本的に一本道で進むことになります。
一本道ゲームにあまり良い印象が無いのですが、こういうギミックのおかげでほとんど気にならなかったですね。
子供部屋に階段や橋があるのって素敵じゃん?
使い勝手はさておき、この屋敷の遊び心が好きです。
物語の中で一番良かったのが「バーバラ」の話。
特にコミック風の演出がぶっ刺さりました。
さりげなく次のルートのヒントがあったと思ったら、
自分で動かせるコマがあったりと非常に楽しい。
音楽もホラー映画のパロディーだったりと演出が光ってました。
なぜエディスが「フィンチ家」最後の1人になったのか。最後にエディスはどうなるのか。
まだプレイしていない人は実際にプレイして確かめてみてください。
短いので遊びやすいと思いますよ。
余談ですが
このゲームで唯一きつかったのが名前を覚える事でした。
終盤まで主人公が誰のことを話しているのか分からなかったです。
これって私が名前を覚えるのが苦手なだけなんですかね?
私がおじさんなのが悪いんですか?(;O;)
次回もあっさり感想記事の予定です。
それではまた。