皆さんこんばんは。ささくれでございます。
早速ですが今回は、2023年10月19日にリリースされた『和階堂真の事件簿 TRILOGY DELUXE』のクリア後感想になります。
これまでスマホアプリとしてリリースされていたゲームシリーズで、この度SwicthとSteamに移植されたとのことです。
アプリで配信された「処刑人の楔」「隠し神の森」「影法師の足」の3作品に加え、移植版では新規エピソード「指切館の殺人」が収録。
ミステリーのタイトルってワクワクしていいですねえ。
「1時間でクリアできる推理アドベンチャー」というコンセプトに興味を惹かれて衝動買いしちゃいましたけど、コンセプト通りなら4時間で終わる計算になります。
短いのは承知の上ですが、はたして満足感は得られるのでしょうか。
とりあえずプレイしてみる
まずはシリーズ1作目「処刑人の楔」から。
1時間でクリアできるというのはどういうことなのか、プレイして確かめてみます。
捜査パート
モノローグ。
うーん、猟奇殺人はゾクゾクします。
これが本作のプレイ画面。モノクロ風の配色に血の赤がよく映えます。
画面うえに目標が表示。
遺体の登場シーンは奇妙であれば奇妙であるほど心躍りますね!
とりあえず警官に話しかけてみると、
新しい情報をゲット。
この情報を集めることが、ゲームの進行に必要なようです。
ここで重要なのが右下のキャラクター表示。
話す必要があるキャラをガイドしてくれているんです。
これのおかげで捜査は非常にサクサク。
推理パート
必要な情報を手に入れたら「推理パート」へ。
ここでは捜査で得た情報をもとに推理していきます。
推理とは言ってますが、情報の整理といった感じで問題もかなり簡単なものになっています。
そして次の展開へ。
その後も
マップ移動して話を聞いていくオーソドックスなアドベンチャーゲームといった感じ。
ガイドのおかげで一切迷うことなくサクサク進んでいきます。
これは確かに1時間でクリアできそう。
ページをめくるようにドンドン進んでいくので、まさに小説を読んでいるかのようなプレイ感覚。
というか、順調に進み過ぎてどこか坦々とした印象を受けます。
この坦々としたイメージは、時短のためにボリューム(文章量)を抑えた結果とも取れますけど、1作目「処刑人の楔」においては他の理由もあるんじゃないかと今では思えるんですよね。
ラストの結末には少し驚きました。やられた感。
2作目以降
開発の人曰く、「2作目以降は予定外だった」とのことで、色々と試行錯誤が見えます。
マップが変わり、移動機会も増えたことで、アドベンチャーゲーム感が増した気がします。
こういう風に変化を感じられるのも面白いですね。
そして”独自の風習が残る村””陸の孤島”といった既視感のあるシチュエーションもワクワクする。
クリア後感想
クリアまでのプレイ時間は6時間30分。
普通にやっていれば1話につき1時間以上かかると思います。
全クリして分かったのは、どの話も一貫して「粗いドット絵ならでは」の演出があるということです。
この”顔もよく分からないドット絵”を使って、各話のラストで少し驚かせてくれるのが楽しかったです。
この作品がゲームである意味を感じましたね!
コンセプトが「1時間でクリアできる推理アドベンチャー」というのもよく分かりました。
とにかく捜査がサックサクでどんどん進んでいくんです。
人によっては、プレイヤーが推理する余地が少なかったり、主人公の人物描写が足りないのが物足りなく感じるかもしれません。
個人的には、手軽にミステリーのワクワクを体験できるのでアリだと思いました。
ミステリーマニアが満足できるかは分かりませんが。
余談ですが
関係ない話ですが
製品サイトにある公式サイトとやらのURLに飛ぶと変なニュースサイトに飛ぶので注意。
なんでだろうねー(すっとぼけ)
それではまた。