皆さんこんばんは。ささくれでございます。
つい先日、『Backpack Hero』というゲームが正式リリースされました。
動画で見かけてずっとやりたかったのですが、精力的にアップデートがされている様だったのでコンテンツが揃うまで待っていました。
そして、正式版のリリースに伴い「ストーリーモード」も実装され、”いいタイミング!”とウッキウキで購入したわけです。
ということで今回は、『Backpack Hero』をちょっと遊んだ感想になります。
どんなゲームか簡単に
アイテムを集めながらダンジョンを攻略するのが目的のデッキ構築ローグライクRPG。
一番の特徴は、アイテムをパズルのように並べる「インベントリ管理」。
モンスターを倒してバックパックを拡張しながら、”並べることで様々な効果を発揮するアイテム”を詰め込んでいきます。
戦闘は相手の行動が明示されているタイプのターン制バトル。
バックパック内のアイテムを、コストを消費して使用します。
ぶっちゃけるとほぼ『Slay the Spire』です。
カードとデッキが「バックパック」に置き換わっただけで、システムはスレスパとあまり変わりません。
個性的なキャラクターたち
Backpack Heroには個性的なキャラクターが現在5人います。
この個性的というのは、性格の話ではなくゲーム性のこと。
”バックパックの拡張が複雑になるキャラ”や
”仲間を召喚するキャラ”がいたりします。
中には”専用アイテムで半自動化できるオートバトル風のキャラ”もいたりします。
それぞれに特殊なアイテムやギミックが用意されていて、キャラによってゲーム性が大きく変わります。
ストーリーモード
今回正式に実装された「ストーリーモード」をプレイしてみると、なんと「町づくりゲーム」になっていました。
ダンジョンをクリアしてバックパック内のアイテムを売り、資源を生み出す建物を建てることで住民も増えていきます。
実はこのストーリーモード、私はあまりプレイできていません。
だってテキストがこんな感じで穴あきだったんですよ!
”漢字の小テストかよ”ってくらい漢字が表示されていませんでした。
それでもなんとなくは分かるので遊んでいたのですが
これは分からん!!
思わず笑っちゃいました。
さすがにこれじゃストーリーもくそもないので、元からある「アーケードモード」で遊んでいました。(徐々に修正はされているみたい)
ちょっと遊んだ感想
現在のプレイ時間は28時間。
基本はアーケードモードで遊んでいましたが、モードやキャラによってゲーム性の振れ幅が非常に大きく
キャラを変えるだけで別ゲーを遊んでいるみたいな感覚になります。
これは素晴らしい。
アイディアも凄いですが、「インベントリ管理を使ったパズル」の汎用性がすさまじいんでしょうね。
「町づくりゲー」や「カードゲーム風」、「オートバトル」など、色んな組み合わせの可能性を感じました。
目玉のストーリーモードですが
正直言ってまだまだ調整不足感が否めません。
「新規プレイヤーの参入障壁の緩和」を目的にしての実装とのことですが、説明不足、UIが不親切、コントローラーの操作感が悪い箇所があったりします。そしてなにより、
最初の内はアイテムが解放されていないので(ストーリーモードのみ)、Backpack Heroの面白さが分かりにくいのが辛い。
最初はアーケードモードを一通りプレイするのをおススメします。
上記の問題の他に、アイテムの挙動が怪しいことがあったりと粗削りな部分が目立ちますが、開発がアップデートに意欲的なようなのでこれからに期待したいですね。
インベントリ管理パズルというジャンル(?)
最近、『Backpack Battles』というゲームが話題になりましたが、他にも『DREGHE』や『GOD OF WEAPONS』のようにインベントリでパズルができるゲームがだんだん増えてきた気がします。
バイオ4のアタッシュケースをパズルのようにキレイに並べる人もいますが、それと似たような感覚なのでしょうか。
私がプレイしたことあるゲームだと『エンドオブエタニティ』が思い浮かびます。
あれも装備をパズルのように強化できて、何十分も並べ替えて遊んでいました。
Backpack Heroは流行のローグライト要素(スレスパ)とインベントリ管理パズルを上手く融合させていて、初めて存在を知ったときも”そう来たかー”と感心した記憶があります。
実際にプレイすると、システムの根本はスレスパなのにスレスパ系という感じが全然しないんですよ。
そういう名前があるか分かりませんが、「インベントリ管理パズル」という一つのジャンルが出来上がったように感じます。
来年はもっと増えるかもしれませんね。
それではまた。